私は短大卒業後、1年半のフリーター生活を経て、以降は転職をしながら会社員として15年ほど事務の仕事をしていく中で、次第にフリーランスという働き方に憧れを抱くようになりました。
現在フリーランスのカメラマンとして活動していますが、ここに辿り着くまでにいろいろなことがあったので、振り返りも兼ねてまとめてみたいと思います(長くなったので記事を分けています)。
- フリーランスになりたいと思ったきっかけ
- パソコン1台で自由に働くフリーランスを目指しアフィリエイトに挑戦→私には向いてなかった
- アフィリエイトをやっていた時に感情爆発→メンタルが大切だと気付く
- 自分自身と向き合いメンタルの土台作り→カメラマンとして活動したいと思うように ← 今回はここ
- 37歳でカメラマンとしての活動をスタート→まずは副業フリーランスから
- 37歳でカメラマンとして活動スタート→副業からフリーランスへ
フリーランスという働き方に憧れ、パソコン1台で好きな時に好きな場所で自由に仕事をしたくアフィリエイトに挑戦した私。
しかしなかなか成果を出せず、自己否定と嫉妬の感情が爆発し、まずはちゃんとメンタルを整えて自己肯定感を高めることが必要だと思うようになりました。
当時自分嫌いMAXだった私は、自分のことを好きになれる方法をネットでいろいろとリサーチし、出てきた心の声や感情すべてをノートに書いていく「ノート術」に辿り着きました。

当初はブログやYouTubeを見て1人で実践していったのですが、だんだん限界を感じるようになり、最終的には長期の講座に申し込み、講師や仲間の力を借りながら自分自身とたくさん向き合った結果、カメラマンの仕事をしたいと思うようになりました。
と、だいぶざっくりとした説明になってしまいましたが…(なかなか言葉にするのが難しい)。
写真撮影に関しては、25歳頃から趣味でスタート。
基本出かける時はカメラを持っていって、撮っていくうちに「もっといいカメラが欲しい」と思って買い替えたり、編集方法を少しずつ学んでいきながら、友達やお子さんを撮影して写真を渡すと喜んでもらえることが徐々に増えていきました。
そして、講座の講義に参加するときも、生徒の立場なのになぜか毎回カメラを持っていって勝手に撮ったり。

自分の心の声をキャッチしていく中で
「私は撮影するのが楽しいんだ」
「撮った写真を渡して喜んでもらえることが嬉しいんだ」
ということにはっきり気付いて(ずっと無意識に写真を撮っていて気付かなかった)カメラマンの仕事ができたらいいなぁと思うようになりました。
とはいうものの、私はずっとカメラマンとは無縁の事務の仕事をしていたし、当時年齢は37歳で「この歳から始めるなんて遅いのでは…」という気持ちも出てきたり。
今までだったら、世間の常識や周りの目を気にして「どうせ無理だからやめておこう」となっていたと思いますが、
「本当はどうしたいのか」を大切に、カメラマンとして活動できるように少しずつ動き出していくことにしました。

講座を通じて、今まで自分の本当の気持ちを無視して選択・行動していたことを痛感しました。
そして、「無意識レベルで当たり前にやっていたことが強みだった」というのを自分で認識でき、「私は何をやってもダメ、これといった強みがないと思っていたけどそんなことはなかった」と思えるようになったことが一番大きな変化だったと感じています。
講座では感情の取り扱い方についても学びました。
アフィリエイトをやっていたときは、気分が落ちたらそこからさらに落ちていき自己否定へとつながっていったのですが、感情の取り扱い方を知ってからは
「落ちたらゆっくり元気な状態に戻す → 元気な状態になってから楽しく行動していく」
という方法を実践したことで、自己否定は以前よりは減ったと思っています。

そしてカメラマンになるべく行動していきますが、何をどうすれば良いかわからなかったので、どこかの会社に入る形ではなくフリーでやってみることにしました。
今まで会社員として給与をもらう立場しか経験してこなかった私は、「自分で事業をしていくってこういうことなのか」とさまざまな場面で知ることになります。
(メンタルの土台を整えていなかったら心バキバキに折れていたと思います)
続く→