猛烈な不安が出てきてから回復するまで

フリーランス思ったこと

フリーランスになってから3ヶ月を過ぎた頃、「この収入じゃ生活していけない…」という猛烈な不安が襲ってきたことがありました。

その時点ではまだ貯金も残っていて、基本的な生活費は夫が出してくれているので生活はできていました(夫には本当に感謝しています)。

とはいうものの、思ったよりも貯金が減るスピードが早かったり、仕事の依頼がなかなか思うように入らず、「夫に頼ってばかりで申し訳ないな…」「一人暮らしだったら完全に終わってるな…」などなど、不安からの自分責めも発動したり。

「本当にこのままで大丈夫だろうか…」「早く結果を出して、1人でも生きていけるくらいの収入を得ないと…」と焦っていたと思います。

そんな私がその時何をしたかというと、在宅でできる事務の仕事を探していました。

しかし、探している時の私は「楽しい!」「ワクワクする!」というよりは苦しい気持ちの方が大きく、明らかにエネルギーが低い。

途中で「なんかこれはおかしいな…」と思い、一旦ノートにその時の気持ちを書き出してみました。

書きながらわかったことは、目的が

  • 今ある貯金を減らさないためにはどうすればいいのか
  • 当時の価格設定をキープしながら生活できるようにするにはどうすればいいか

となっていたことでした。

気付くと目的がすり替わっていることって本当によくあります・

本当はカメラマンとして成長していくためのことにエネルギーを注ぎたかったし、価格も自分のレベルアップに合わせて改定もしていきたかった。

しかし、「他の人と比べたら私なんてまだまだだ」と自分を低く見積もっていたのもあり、本当の心の声を無視して思考で行動していたらさらに悪化。

「エネルギーが低い状態で行動すると心地悪い結果になる」まさにそれを体感した出来事でした。

ノートにありとあらゆる感情を全て吐き出していったら、「わーーーーーー!」とパニック状態になっていたところから客観的に自分を見れるようになって、心が安心の状態に戻っていきました。

安心すると、フッと「これやってみたい」という気持ちが出てきて、仲間のご夫婦に撮影のモデルを依頼したり。

在宅の仕事を探している時に「楽しそう!」という気持ちがあればそれはそれでOKだと思うのですが、ザワザワしていたということは「エネルギーの注ぎ先はそっちじゃないよ!」というお知らせだったのかな、と思います。

とあるYouTubeで「信じて待つのって大変」という言葉を耳にしました。

そのYouTubeでは「いつ結果を出すかわからない相手を信じて待つ」という意味合いでお話をされていましたが、その時の私は「自分を信じて待つことも大変な時あるよなぁ…」と感じていました。

理想が現実になっていない時、「本当に大丈夫なの…?」と自分を信じられなくなることがあったりします。

本当は「私だってできる!」と思いたいけれど、その時の心身の状態だったり、外側から入ってくる情報で揺らいだり。

私はせっかち人間ですぐに結果や答えを求めがちなので、今は「待つこと」を訓練している時間なのかもしれません。

苦しみながら待つのと、心穏やかに待つのを選べるとしたら、やっぱり後者がいいです。

これからも「いつ結果が出るかわからないことを待つのはしんどい」と感じることもあるかと思います。

フリーランス3ヶ月目の猛烈な不安から回復したことを思い出しながら、心を安心の状態に戻して、その時自分ができること、やりたいことをしていきたいです。