フリーランスカメラマンの価格設定/第1段階(初めてのお仕事)

カメラマンフリーランス

フリーランスカメラマンとして活動していこうと思った時にまず最初に悩んだのが「価格設定」でした。

会社員として働いていた時も営業部門で見積もりを作ったりしていたのですが、変な話どんな価格にしても毎月のお給料は変わらない(または微増)なわけで、当時はそこまで真剣に考えていなかったと思います。

一方でフリーランスとなると、自分で選択したことがダイレクトに返ってくるというか、当たり前ですが価格次第で事業を継続できず、生活していけない事態が起こるんだなぁと痛感しました。

合わせて、経験・成長に応じて価格アップもしていく必要があるなと感じました。

今回は、私がどのように価格設定をしていったのか、そしてその中で感じたことを振り返ってみたいと思います。

まとめてみたら思いのほか長くなったので4回に分けています。

  • 第1段階(初めてのお仕事)←今回はここ
  • 第2段階(初仕事から半年後)
  • 第3段階(初仕事から1年後)
  • 第4段階(初仕事から1年半後の現在)

【主な撮影内容】※すべて個人顧客向け

  • HP・SNSで使用するプロフィール・宣材写真撮影
  • セミナー・イベント撮影
  • ファミリー撮影
▶︎ 第一段階(初めてのお仕事)

自分で料金・メニューを決めてサービスを提供した初めてのお仕事は、プロフィール・宣材写真の撮影でした。
(長期講座で知り合った仲間にモニターになってもらい、大阪出張&東京で撮影しました)

どうやって撮影料金を決めればいいのかわからず、まずは他のカメラマンの方がどのようにやっているのか情報収集することに。

調べてみると人それぞれサービス内容・価格がバラバラ。
ますますわけがわからなくなりました。

そして同時に感じたのが、「え、こんなに高いの…!?」でした。

当時の私は「私が撮った写真なんかでお金をもらうなんて申し訳ない」という受け取り拒否状態。

情報収集を重ね、数日に渡り出した結論は下記でした↓

大阪撮影:15,000円(1人) × 4人 (交通費・宿泊代込み)
東京撮影:11,000円(1人) × 4人 (交通費込み)

納品枚数:約90枚 / 1人(すべてレタッチ)

右も左もわからずとにかく飛び込んでいきましたが、この撮影を通じて撮影許可取りの流れ、撮影のコツ・注意点などがわかり、本当に学びの多い経験でした。

そして、お金を払って依頼してくれた仲間には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

第2段階(初仕事から半年後)に続く→