ライティングと向き合う時が来た

カメラマン

2023年夏現在、「ライティングについてもっと理解せねば」という気持ちが出てきています。

なぜそう思ったのかというと、ここ最近ふとやってみたい仕事が出てきたのですが、SNSやブログ等で撮影風景の様子を見ていると、現場でソフトボックスやアンブレラがセッティングされていることが多かったからでした。

それを見て、「本格的な撮影ってやっぱりこんな感じなんだ…」と焦る気持ちが大きくなりました。

光のことを何も気にせず、ただ楽しく写真を撮っていた趣味時代。

そこから「この人のようにステキな写真を撮れるようになりたい」「もっと上手になりたい」という気持ちが強くなり、光をちゃんと意識して撮り始めたのが2022年の夏頃。
(1年しか経っていなかったのか…)

しばらくは自然光ベースで光を見ていたところから、次第に室内で撮影する時にストロボの必要性を感じて機材を追加購入。

ストロボのことを調べて行く中で様々な機材を知り、「ライティングの知識をもっと増やした方がいいんだろうな」と思ってYouTubeで勉強してみてもなかなか理解できず一度挫折しました。

「何のためにアンブレラやソフトボックスを使うのか」
「どうしてこの場所にライトを置いているのか」

理解しきれていない知識不足の自分に対して、「こんな状態でカメラマンとして今まで仕事していたなんて……」と情けなさを感じていたり。。

シンプルに考えれば「わからないなら勉強してみよう〜」で済むのですが、私の場合は自分責めに走っていました。

「自分の不足部分を埋めること」を目的に、「早く理解せねば…!」と焦りの気持ちで勉強を再スタートしたものの、案の定そんな状態だとなかなか頭に入ってこず、さらにしんどさが増すばかり。

そして「どうせ私は理解できない」という意識で行動していたのもありました。

一旦ストップして心を落ち着かせてから、「ライティングを理解した時の自分はどんな気持ちになっているのか」を想像して再度勉強してみると、以前よりは少〜しですが仕組みがわかった気がします。

自分自身がどんな状態で行動しているのかによって結果が変わってくるな〜〜と実感しました。

私の場合は、アシスタントなしで基本1人で撮影に行き、外の撮影は自然光で、室内だとセミナー・イベント撮影がメインで動き回りながら撮るため、ライト等をセッティングして撮影する必要性をあまり感じていませんでした。

あれこれ先回りしすぎていた部分もありましたが、必要な時に必要なことに目がいくようになって、その時その都度行動していき、私のペースで1つずつステップアップしていけばOK。

ある意味今回のことは、次のステップに行くために起きた出来事だったのかな?と思いました(結構ズーンとなったけど)。