ビジネスの勉強をしていた時に、「私は〇〇をやっている人」といったように「わかりやすさ」を打ち出すことの大切さを知りました。
カメラマンの場合だと、「ファミリー」「ウエディング」「女性ポートレート」「景色」「フード」などなど、1つのジャンルに絞って発信することで、受け手にとってはわかりやすいものになるんだなぁとSNSを見ていて思いました。
一方で私の場合、これまで「起業家女性のプロフィール撮影」「セミナー撮影」「ファミリー撮影」を経験し、ジャンルを特に絞らずInstagramに撮影実績をアップしていました。
加えて、本来の私自身とアップしている写真の雰囲気が乖離していたのもあり、自分は一体なんなのかよくわからずモヤモヤが次第に強くなっていきました。
という話↑を特に明確なアドバイスがほしいわけではなく、ただただ近況として状況を話している時に
「ファミリー専門でこういうのとかやったらいいんじゃない?」
「ウエディングとかどう?」
「起業家女性のプロフィール写真とか良さそう」
といったように提案をしてくれる時があるのですが、私自身にはどれもこれも響かず。。
「ジャンルを絞って発信していった方がきっと良いんだろうな」と頭ではわかっていても、心躍るようなときめきを全く感じられなかったので、王道は一旦無視してみることにしました。
2023年は仕事の撮影実績をアップしていたInstagramのアカウントは削除し、別アカウントでとにかく私自身がニヤニヤできる写真をアップしていく方向に切り替えました。
「本来の私自身の好き」とアップしている写真が一致してきて嬉しいです。
もちろんお仕事として写真を撮る場合はご依頼者の方の満足が第一にはなりますが、それ以前にまずは「私はこういう写真を撮る人間だ」というのをしっかりと出していく必要があったんだなぁと感じています。
おこがましいかもしれませんが、ジャンルは「私」。
これでやってみようかと思います。